食品や花粉などのアレルギー同様、免疫が金属に反応して起こるのが金属アレルギーです。
局所あるいは全身に蕁麻疹や痒みが発生したり、金属が皮膚に触れただけで赤く腫れ強い痒みを生じる
「アレルギー性接触皮膚炎」を引き起こします。
歯の治療金属が原因となる場合、唾液などでイオン化し溶け出した金属がたんぱく質と結合し体へ吸収
されます。生体がこの金属イオンと結合したたんぱく質を「異物」とみなした時に免疫が働きアレルギー
症状として表面化してくるのです。
現在アレルギーを発症していない方でも、口腔内に金属がある限り体内に異物となりうる物質
を蓄積し続けているということなのです。